プラハからロンドンへ

プラハからロンドンへは飛行機で行った。
2時間ほどで到着するので、体力的にとても楽である。出発前に、雪が降っていたために、飛行機から除雪作業をするので40分ほど出発が遅れた。

夜のフライトであったために、外の景色はほとんど見れなかった。
だが、天気がいい夜であると、飛行機が都市に近づいたときに素晴らしい夜景が楽しめるときがある。ずっと昔に、日本からプラハへ行ったときは、あれはアエロフロートであったが、モスクワに近づいたときに、モスクワの夜景が素晴らしくきれいだったことを覚えている。

飛行機の中で、なにやら証明書のようなものに記入をした。
この証明書を書くという行為は、昔、アメリカ旅行をした際に飛行機の中で行なったときだけである。アメリカとイギリスは特別なのであろうか。外国人の入国に際して、警戒が特に厳しいという感じがする。

さて、そんなこんなでロンドンのヒースロー空港に到着した。
ヒースロー空港では入国にちょっと時間がかかった。税関で係官がやたらと厳しい態度で色々と質問をしてくる。横柄な態度であるとも受け取られたが、ここでいちいち腹を立ててはいられない。

やっとのことで、ロンドンの地におりたった。

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ヒースロー空港

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写真はヒースロー空港をおりて、観光案内所の付近を撮影したものである。

ヒースロー空港という馬鹿でかい空港の一端にいるとき、「ああ、とうとうロンドンに来た」という感慨をあらたにした。

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ヒースロー空港から地下鉄に乗ってロンドンの中心街へ

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ロンドンのヒースロー空港から地下鉄に乗る。
ロンドンの地下鉄はチューブと呼ばれている。トンネルの形がチューブに似ているからであるという。
トンネルが四角形ではなくて、丸形になっているので、地下鉄の車両も丸くなっている。そのため、地下鉄のドア付近においては、背の高い人間では頭をぶつけそうなくらい、天井が低くなっているので、「これは不便ではないか」と思われたが、周囲の乗客はどうもそれらには慣れっこになっているようであった。

ヒースローから中心街へは、外の風景は完全な郊外である。
ベッドタウンが広がっている。観光地はまったくありそうもない風景だ。夜もかなり遅かったが、そして、疲労もかなりたまっていたが、乗客が多かったので40分ばかりの間、ずっと立っていた。

僕の近くには、タイ旅行から帰ってきたと思われる屈強な西洋人の若者が二人ばかり、この寒いのに肌を露出させながらなにやらワイワイと議論をしていた。なるほど、暑い国であるタイに行ってきたとあっては、その後であれば半袖でロンドンの街を歩かなければならないのもまたいたし方あるまいということだ。

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ロンドンのホテルに着く

ホテルに着いた。
ビジネスホテル的な、いや、いわゆる中級ホテルといったほうがわかりやすいだろうか。あまり、高級なホテルではない。
部屋は狭い。そして、セントラルヒーティングで完全に寒さを遮断していたコペンハーゲンのホテルと較べると、ちょっとばかり寒さも感じられた。

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テレビをつけてみる。
なにやら、禿頭のイギリスのコメディアンが画面にうつっている。どうやら、向こうの俳優やら有名人やらを揶揄する内容の番組のようであるが、何を喋っているのかよくわからない。

浴室にいくと、洗面台が小さく、そして、最初、風呂にお湯を出す方法がわからなかったので苦労した。というのは、ふつうは風呂の蛇口をひねると、赤い印のほうに蛇口をひねればお湯が出るという風に解釈するであろうが、その風呂は青い印のほうに蛇口をひねると、お湯が出るしくみになっていたのだ。

実にわかりにくい。
だが、風呂に湯をためる方法がやっとわかってから、ゆっくりと僕は湯に浸かることが出来た。

僕はまるで、自分がなにに引き寄せられたかということも、どこにいるかということももうわからなくなって、それ以上先の道など見ようともしない人間のように、思考のある一点でぐずぐずしていたのだった。

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夕食

タイ料理のレストランがホテルを隔てた反対側にあった。
ウェイトレスたちが美人であったことだけ、そのことだけ強烈に覚えている。

もちろん、料理そのものも美味かったことは確かである。
ロンドンは多国籍料理が有名であるらしいが、そして、その多くの店の味には間違いがないらしい。イギリスが植民地を世界中にもっていた過去の遺産であるという。

多くの移民がロンドンの地にやってきて、そして、彼らの料理というのがイギリス料理をしのぐほどのものであるということは、おそらくイギリスを旅された方は感じることなのではないだろうか。(もちろん、例外はあるだろうけれど。)

僕はタイ料理を食べ終わった後、買い物をしに、近くのスーパーマーケットへと向かった。

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